15年という歳月を経て、まどマギが私に見せたもの。

魔法少女まどか☆マギカ、ここに完結。

この日この刻をもって、
私の人生における「生涯の映像作品」が書き換えられた。

感想は格納にて。
ヲタクが胸をはって一般人に勧める事ができるアニメから
最早知らない人の方が少ないんじゃないだろうか、というレベルの作品になった
「新世紀エヴァンゲリオン」

15年前、この作品に出逢ってから、私はアニメから離れた。
これ以上の作品はもう出てくる訳がない、という気持もあったし、
なんとも言えない達成感みたいなモノも気持としてあったから。

しかし私は「魔法少女まどか☆マギカ」というそれ以上の作品に出逢えた。


では、なぜにそこまでこのアニメにハマれたのか。

それは12話というレングスによるものに他ならないと思う。
ワンクールという短い時間の中で矢継ぎ早に展開されている「起承転結」
虚淵氏が自ら言っていたように、6話以降は正しくジェットコースターでした。
魔女とは何なのか、魔法少女とは何なのか、
そしてほむらの目的とは何なのか、、、
次々に明かされていく真実。突きつけられる現実。
その話の展開に一話たりとも無駄な話はなく、
どんどん濃度を増していく話に、私は完全に釘付けでした。

この6話以降から感じたカタルシスは、
エヴァの19話以降から感じたあの興奮そのままでした。
エヴァの在るべき姿を知り、アスカが戦闘不能になり、
そして明かされるレイの真実、カヲルとの出逢と別れ。

まどマギの6話~10話の流れは
エヴァの19話~24話の流れにかぶってるように感じました。


そして迎えた最終回
ここが個人的にまどマギがエヴァを超えた、一番の理由であったろうと思います。

カヲルの死をもって転じた物語が「あのように」結したエヴァに対し、
杏子とさやかの死とほむらの真実をもって転じた物語は、
どのように結するのか、とドキドキしていました。

「またかよ・・・orz」

これが最終回のAパートでの正直な思いでした。
やはりここまで大きくなった物語は、
精神世界と宇宙と神に収束していくしかないのか、と。

宇宙全てを包み込み肥大していくまどかは、
地球全てを包み込んだレイとダブり。
過去の魔法少女を救っていくまどかは、
登場人物全てをLCLへと浄化させていったレイとダブり。
脳内には世界に残されたシンジとアスカが映り込み、
世界に残されたほむらとQBが浮かんでくる。

刻々と過ぎていく時間に胸が苦しかった・・・

しかしまどマギにはその後があった。
そこには確かに答えがあった。


まどかが「魔女を滅ぼし続ける存在」になった事により、
この世に魔女という概念は無くなり、
魔法少女たちは、代わりに魔獣と闘っていた。

エヴァの旧劇場版の終劇をみた後、
「で、世界はその後どうなったの?」って思わずにはいられませんでした。
色んな考察をしているサイトや本も数多く出回りましたが、
私はそれを読んで理解できる程頭良くないですし、
何より直感的に視覚的にうったるモノ欲しかったのです。

それをまどマギは示してくれた。


「まどかが魔女になる」という結末を阻止する為に、
永遠のループの中で闘い続けたほむらは、
まどかが守ったこの世界を守る為に闘い続けるという事で、
そのループから抜け出すことができた。
絶望を繰り返しながら戦い続ける事を止め、
守るために前を向き闘い続ける事を選んだほむら。

皆が生きてて笑ってて、世界はどうしようもなく平和でって、
そんな世界じゃなかったけれど。
やっぱり魔法少女は過酷な現実と闘っているけれど。
それでもまどかが守り、願った世界を、ほむらは生きている。
此処に、二人の主人公の願いは成就した。
そう言って良いんじゃないかと。

15年前に感じて胸の奥に追いやっていた不完全燃焼を、
この作品は燃焼させてくれた。
文字通り、私に「その先」を見せてくれた。
そんな気がしました。

我ながら「うん、分からん」感満載の最終回の感想でしたが、
これが私のFirst Impressionです。


追記。
どうしても願ってやまない事が一つだけあります。

まどかとほむらの再会を見たい。

これ、きっと思ってるの私だけじゃないですよね。
そしてそれをDVD(or Blue-ray)の特典に期待してるのもw

「Fate/stay night[Realta Nua]」の最期のような、
そんな奇跡の再会を、やはり願ってしまうのです。

―――それは、とっても嬉しいなって。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する